オールオン4よりオールオン6のほうが安定性は高い

デンタルケア
加齢、もしくは何らかの原因により、多くの歯を失ってしまった場合、または歯はあるものの歯ぐきが痩せてしまって安定性が失われてしまった場合、ブリッジなどによる治療ができなくなってしまいます。
歯を失ってしまった人の治療法として、現在インプラントが人気となっています。
人の歯は、上に14本下に14本、健康であれば合計28本の歯があるはずです。
しかしほとんどの歯が失われてしまった場合、インプラントのための人工歯根を28本、顎に埋め込まなければならないのでしょうか。

現実にはそれはかなり大変です。
顎の骨にそれだけ多くの穴を開けることは身体への負担も大きくなりますし、ただでさえ高額なインプラント治療の費用も相当なものになってしまいます。
そこで登場するのがオールオン4・オールオン6とよばれるインプラント治療です。

4と6という数字は、片あごに開ける穴の数です。
オールオン4であれば、片あごに4カ所、オールオン6であれば片あごに6カ所の穴を開け人工歯根を入れるのです。
この4または6つの柱で、片あご分の14本の歯を支えることになります。
すべての歯をインプラントにしたとしても、これだけ開ける穴の数が少なくなれば、身体への負担も、費用も軽くなるのです。

ではオールオン4とオールオン6では、穴の数の他にどのような違いがあるのでしょうか。
これはもともとインプラントにおけるオールオン4の治療法が、ヨーロッパやアメリカで開発されたことによります。
欧米人の骨格というのは、もともと頑丈だと言われています。
そのために、4本という少ない柱でも、十分に14本の歯を支えるだけの強度が保てるのです。

一方、日本人は欧米人とは違い、比較的骨がもろいと言われています。
4本で支えようと思うと、顎に相当な負担がかかってしまい、強い力で歯を食いしばった場合など、骨格に大きなダメージを与えてしまう可能性もあるのです。
そこで考えられたのがオールオン6です。
理論上はオールオン4と全く変わりませんが、日本人のことを考えた治療法となっており、より安全性も安定性も高いと評価されているのです。

オールオン4もオールオン6も、即日に仮の固定歯が入るため、食事をすることが可能となります。
仮の歯といっても、見た目の美しさは変わりなく、外出なども手術即日からすることができます。
通常のインプラント治療だと、実際に手術で埋め込むまでに何カ月も待たなくてはならない場合もあります。
オールオン4・オールオン6であれば、肉体的負担も精神的負担も軽減して治療することが可能なのです。